☆豆知識☆　輝く白のアパレル製品には蛍光染料が使われています

強い陽射しを反射する衣類の白い色は、まさに夏の色です。

しかし、綿や麻、ウールやシルクであっても 原毛の状態では薄く黄ばんで見えます。
このままのナチュラルな素材使いが「生成り」として親しまれているわけですが、それではあの 輝くような白さは染色によるものなのでしょうか？

実は、純白あるいは輝く白さに見えるようにするために、蛍光増白剤（蛍光染料）が表面に塗られています。
生成りの黄色の補色（正反対の色）である青色を加えることによって目の錯覚で「白」に見えるようにしているのです。

さらに、蛍光増白剤は紫外線を吸収して分解する性質をもっているため、次第に本来の黄味がかった色に戻ってしまいます。

汗が染み込むと繊維を一層黄ばませてしまう ため、まめなクリーニングをお勧めします。